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出遅れている銘柄への見直しを想定したスタンスに

ランチタイムコメント
 日経平均は続伸。58.38円高の18323.17円(出来高概算12億4000万株)で前場の取引を終えている。19日のNY市場はまちまちの展開だったが、円相場が若干円安に振れていたことや、シカゴ日経225先物が強い動きを見せるなか、これにサヤ寄せする格好から連日の昨年来高値を更新。寄り付き直後には18360.92円まで上げ幅を広げている。
 ただし、その後は売り買いが交錯する格好となり、銀行など足元で強い値動きが続いていたセクターには利益確定の動きも。セクターでは、金属製品、パルプ紙、鉱業、機械、非鉄金属がしっかり。半面、海運、鉄鋼、銀行、食料品、繊維、小売などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり889、値下がり834、変わらず139と、拮抗している。
 日経平均は高値圏でのこう着が続いている。週末要因のほか、20日のユーロ圏財務相会合の結果を見極めたいとの手控えムードもある。そのほか、「GPIF法案、提出見送る方向で調整」との報道も上値追いを慎重にさせている面もありそう。
 もっとも、過熱感のほかいったんは達成感も意識されやすい水準だったこともあり、利益確定の流れは想定内であろう。反対に銀行などが上げ一服のなかで日経平均は高値を更新しているため、良い循環が続いているようである。売買代金上位をみても、高安まちまちであり、前日までみられていた売買のリバランスといったところ。ポジション調整の範囲内でもあるため、相場全体の底堅さは意識されそうである。上値は重そうななかで、出遅れている銘柄への見直しを想定したスタンスに。(村瀬智一)

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