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短期的な調整値幅としては十分、押し目拾いのタイミングだが(訂正)

ランチタイムコメント
 日経平均は大幅下落。309.32円安の19436.88円(出来高概算11億6000万株)で前場の取引を終えている。米株安の流れを受けて利益確定の流れが先行した。ただ、いったんは下げ渋りもみられたが、断続的なインデックス売りが断続的に出ており、じりじりと下げ幅を広げ、一時19397.01円と19400円を割り込む局面をみせている。
 東証1部の騰落銘柄では、値下がり数が1600を超えており、全体の8割を超える銘柄が下落。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに2ケタの下げに。セクターでは原油先物相場の上昇を背景に、鉱業、石油石炭が上昇。一方で精密機器、その他製品、海運、倉庫運輸、その他金融、電気機器、医薬品、銀行、保険、証券などが2%を超える下げとなった。朝方こそ、ミクシィ<2121>や任天堂<7974>などが強含む局面もみられたが、全体の地合いに押される格好となり、売買代金上位銘柄は全面安商状に。

 警戒されていた動きではあるが、じりじりと下げ幅を広げている状況であり、押し目拾いのタイミングが定まりづらいところ。ボリンジャーバンドでは+1σ、一目均衡表では転換線を下回ってきており、そろそろ下げ渋りをみせてくるところであろう。後場は日銀によるETF買入れによる需給も意識される。また、短期的な調整値幅としては十分のなか、大引けにかけては配当志向の物色が強まることも期待されるところ。
 もっとも、テクニカル面ではMACDが陰転シグナルを発生させてきているほか、3本新値足が陰転する可能性もある。パラボリックについても陰転シグナル発生が近づいている。さらに、明日の権利落ち分が110円程度となるため、シグナルが悪化しやすいところ。陰転がダマシになる可能性もあり、押し目拾いの水準であろうが、このムードのなかでは様子見姿勢につながってしまいそうだ。(村瀬智一)

<TM>

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