決算発表企業へ短期値幅取り狙いの資金が集中
[15/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は小幅に続伸。2.46円高の20525.29円(出来高概算12億2000万株)で前場の取引を終えた。前日の大幅な上昇で25日線を上回ってきており、20500円台回復で短期的にはいったん達成感も意識されやすいところ。決算発表がピークを迎えるほか、週末要因もあって、やや利益確定の売りが先行した。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ファナック<6954>の下げなども上値の重石に。
一方で、富士フイルム<4901>、デンソー<6902>、武田薬品<4502>、ヤマハ<7951>などが下支えする格好。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が徐々に増えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇。セクターではその他金融、海運、空運、電力ガス、ガラス土石などが堅調。半面、非鉄金属、鉄鋼、証券、サービス、小売などが小安い。
日経平均は20500円を挟んでの狭いレンジ取引が続きそうである。決算発表がピークを迎えるなか、好業績銘柄への物色が中心になりやすいが、一方で見極めムードも強まりやすい。週末要因のほか、明日には中国で政府版の7月製造業PMI、7月非製造業PMIの発表が控えている。上海指数は小安く推移していることもあり、オーバーナイトのポジションは取りづらいところである。
また、好業績銘柄についても、再評価、若しくは織り込み済みとの判断は難しい面はある。そのため、富士フイルム<4901>などの、寄り付き後も堅調な値動きをみせている銘柄に継続的に資金が向かいやすいだろう。昼休み中に帝人<3401>や海運株の決算が発表されている。短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいそうだが、見極めも必要であろう。(村瀬 智一)
<AK>
一方で、富士フイルム<4901>、デンソー<6902>、武田薬品<4502>、ヤマハ<7951>などが下支えする格好。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が徐々に増えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇。セクターではその他金融、海運、空運、電力ガス、ガラス土石などが堅調。半面、非鉄金属、鉄鋼、証券、サービス、小売などが小安い。
日経平均は20500円を挟んでの狭いレンジ取引が続きそうである。決算発表がピークを迎えるなか、好業績銘柄への物色が中心になりやすいが、一方で見極めムードも強まりやすい。週末要因のほか、明日には中国で政府版の7月製造業PMI、7月非製造業PMIの発表が控えている。上海指数は小安く推移していることもあり、オーバーナイトのポジションは取りづらいところである。
また、好業績銘柄についても、再評価、若しくは織り込み済みとの判断は難しい面はある。そのため、富士フイルム<4901>などの、寄り付き後も堅調な値動きをみせている銘柄に継続的に資金が向かいやすいだろう。昼休み中に帝人<3401>や海運株の決算が発表されている。短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいそうだが、見極めも必要であろう。(村瀬 智一)
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