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中小型株にも買い疲れ感、短期的な値幅取り狙いが中心

ランチタイムコメント
 日経平均は続落。111.22円安の16543.38円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えた。23日の米国市場は小幅に下落。円相場は1ドル109円前半での推移となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の16510円だった。これにさや寄せする格好から、売り先行で始まった。その後も下げ幅を広げており、一時16497.71円と16500円を下回る場面もみられた。

 しかし、これまで同様に16500円近辺では底堅さも意識されており、16500円処でのこう着感の強い相場展開をみせている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは非鉄金属、海運、鉱業、鉄鋼、保険、機械、電気機器などが下落。一方で、パルプ紙、空運、建設、食料品が小幅に上昇。

 日経平均は16500円処でのこう着が続いている。5日、25日線が上値抵抗として意識されているほか、一目均衡表では転換線、基準線に上値を抑えられている。円相場については、麻生財務相は「今109円くらいになっているので、それくらいのところで落ち着いておけばいい」と述べたと、報じられている。現状水準でもあり、方向感は出難いだろう。

 また、中小型株なども買い疲れ感がみられており、手掛けづらさが窺える。テーマ株の一角などに短期資金が向かう場面もみられているが、中核的な銘柄が見当たらず、こちらも方向感が掴みづらい。値動きの良い銘柄等による短期的な値幅取り狙いが中心になろう。(村瀬 智一)

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