日経平均は続伸、18000円処での押し目買い意欲の強さが窺える
[16/11/21]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は続伸。87.82円高の18055.23円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。18日の米国市場は下落だったが、円相場が1ドル111円台に乗せるなど、円安を手掛かりに18000円を回復して始まった。
ただし、節目の回復によって利益確定の売りも出やすく、その後は狭いレンジでの取引が続いている。セクターでは保険、鉱業、不動産、食料品、銀行、その他製品がしっかり。半面、非鉄金属、鉄鋼が一服。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の6割を超えている。
日経平均は売り買いが交錯しつつも、トランプ物色が継続しており、18000円処での押し目買い意欲の強さが窺える。売買代金上位では三菱UFJ<8306>がトップとなるなど、メガバンク3行がしっかり。円相場が一時1ドル111円台に乗せるなか、任天堂<7974>、トヨタ自
<7203>、ソニー<6758>なども堅調。指数インパクトの大きい値がさでは、ソフトバンクG
<9984>が堅調な半面、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が重しに。
今週は日米ともに祝日を挟んでいることもあり、売買は膨らみづらい面がある。ただ、24日の米感謝祭明け後の25日はブラックフライデーと呼ばれ、米国のクリスマス商戦が本格化する。トランプ政策への期待が加わる11-12月の年末商戦に対して一段と消費拡大が意識されるなか、押し目買い意欲は強そうだ。
(村瀬智一)
<AK>
ただし、節目の回復によって利益確定の売りも出やすく、その後は狭いレンジでの取引が続いている。セクターでは保険、鉱業、不動産、食料品、銀行、その他製品がしっかり。半面、非鉄金属、鉄鋼が一服。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の6割を超えている。
日経平均は売り買いが交錯しつつも、トランプ物色が継続しており、18000円処での押し目買い意欲の強さが窺える。売買代金上位では三菱UFJ<8306>がトップとなるなど、メガバンク3行がしっかり。円相場が一時1ドル111円台に乗せるなか、任天堂<7974>、トヨタ自
<7203>、ソニー<6758>なども堅調。指数インパクトの大きい値がさでは、ソフトバンクG
<9984>が堅調な半面、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が重しに。
今週は日米ともに祝日を挟んでいることもあり、売買は膨らみづらい面がある。ただ、24日の米感謝祭明け後の25日はブラックフライデーと呼ばれ、米国のクリスマス商戦が本格化する。トランプ政策への期待が加わる11-12月の年末商戦に対して一段と消費拡大が意識されるなか、押し目買い意欲は強そうだ。
(村瀬智一)
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