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日経平均は小幅下落、こう着も先高観は強い

ランチタイムコメント
 日経平均は小幅に下落。5.92円安の22860.18円(出来高概算7億3000万株)で前場の取引を終えた。小幅に続落で始まった日経平均は、前場半ばには一時22895.48円とプラスに転じる場面もみられた。しかし、クリスマス休暇で参加者が限られる中、米半導体株安の影響を受けた値がさハイテク株がさえない展開となっており、日経平均の重しとなっている。また、医薬品株の一角が大きく下げていることも影響している。

 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは医薬品、電力ガス、建設、精密機器、小売が軟調。一方で鉱業、海運、非鉄金属、卸売、銀行が堅調。指数インパクトの大きいところでは、エーザイ<4523>、東エレク<
8035>、日東電<6988>が指数を押し下げている。

 日経平均は前日終値を挟んでのこう着が続いているが、エーザイ<4523>1社で日経平均を約39円押し下げていることからみれば、全体としては底堅い相場展開になろう。一方で、TOPIXはプラス圏で推移しているほか、マザーズ指数は反発となるなど、需給状況は悪くないだろう。物色についても、働き方改革に関連する銘柄等、来年も成長が期待されるテーマ株への物色もみられている。日経平均がこう着の中、先高期待は強いだろう。

 後場も医薬品株の動向のほか、値がさハイテク株の推移を睨みながらの展開となりそうであり、ハイテク株が下げ渋るようだと、押し目買い意欲の強さが意識されやすい。日経平均はもち合いが続いており、煮詰まり感も台頭している。もち合いレンジからの上放れへの期待も高まりそうだ。
(村瀬智一)


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