日経平均は小幅反落、参加者限られ、日中値幅は40円程度にとどまる
[17/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
ランチタイムコメント
日経平均は小幅に反落。14.87円安の22887.89円(出来高概算5億2000万株)で前場の取引を終えている。小幅に続伸して始まったが、海外市場がクリスマスの祝日で休場となる中、方向感に欠ける相場展開となった。日経平均は先週末の終値を挟んでのもみ合いとなり、日中値幅は40円程度にとどまっている。
セクターでは海運、証券、銀行、鉄鋼、小売、ゴム製品がさえない。一方で、不動産、鉱業、陸運、石油石炭、医薬品、精密機器が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、京セラ<6971>が重しに。
日経平均は5日線レベルでのこう着となっており、手掛けづらさがうかがえる。225先物の値幅も60円程度であり、積極的な参加者は限られている状況である。不動産の一角が上昇しているが、リバランスの流れとみられ、こちらも積極的な上値追いの動きがみられていない。オープンハウス<3288>が高値を更新してきており、個人主体の中小型株が物色の中心であろう。
もっとも、日経平均はこう着ながらも、上値の重さよりは、下値の堅さが意識されている。煮詰まり感が台頭している中、もち合いレンジからの上放れを意識したスタンスとなろう。また、直近IPOの一角に動意がみられるなど、個人の需給状況は良好である。
(村瀬智一)
<AK>
セクターでは海運、証券、銀行、鉄鋼、小売、ゴム製品がさえない。一方で、不動産、鉱業、陸運、石油石炭、医薬品、精密機器が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、京セラ<6971>が重しに。
日経平均は5日線レベルでのこう着となっており、手掛けづらさがうかがえる。225先物の値幅も60円程度であり、積極的な参加者は限られている状況である。不動産の一角が上昇しているが、リバランスの流れとみられ、こちらも積極的な上値追いの動きがみられていない。オープンハウス<3288>が高値を更新してきており、個人主体の中小型株が物色の中心であろう。
もっとも、日経平均はこう着ながらも、上値の重さよりは、下値の堅さが意識されている。煮詰まり感が台頭している中、もち合いレンジからの上放れを意識したスタンスとなろう。また、直近IPOの一角に動意がみられるなど、個人の需給状況は良好である。
(村瀬智一)
<AK>