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日経平均は大幅反発、後場に上げ幅拡大し年初来高値更新

相場概況
日経平均は大幅反発。前日の米株高やドル・円がやや円安に振れたことなどを受けて、日経平均は反発でスタート。買い一巡後は上げ渋る場面もあったが、後場に入ると上げ幅を拡大し、節目の17000円台を回復。その後、一時前日比379.59円高の17160.12円まで上昇し、11月4日に付けた年初来高値(17127.66円)を更新した。

大引けの日経平均は前日比343.58円高の17124.11円となった。東証1部の売買高は24億1255万株、売買代金は2兆5474億円だった。業種別では、精密機械、不動産業、小売業が上昇率上位だった。一方、下落したのは鉱業、ゴム製品、石油・石炭製品の3業種のみだった。

個別では、ソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、アイフル<8515>、ソニー<6758>などが堅調。指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>が約4%高となったほか、KDDI<9433>の上げも目立った。また、中小型株への資金流入を反映して、FFRI<3692>が約12%高で全市場の売買代金4位となった。その他では、決算発表を受けてシチズンHD<7762>が約11%、アルツハイマー病の前兆を捉える検査法を開発したと報じられた島津製<7701>が約10%の上昇に。一方、ホンダ<7267>、ケネディクス<4321>、NTT<9432>、ブリヂス<5108>などが軟調。浜ゴム<5101>は前日に続き売り優勢で、約4%安となった。

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