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日経平均は続伸、年初来高値更新も先物主導で変動大きく

相場概況
日経平均は続伸。消費再増税先送りや衆院解散・総選挙への思惑などから、為替市場で円安が進行したことを受けて、日経平均は続伸でスタート。その後も上げ幅を拡大し、連日で年初来高値を更新した。しかし、要人発言や為替相場の動向を受け、先物主導で日経平均も変動の大きい展開となり、大引けにかけて上げ幅を縮小し本日の取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比72.94円高の17197.05円となった。東証1部の売買高は31億2037万株、売買代金は3兆2703億円だった。業種別では、不動産業、空運業、小売業が上昇率上位だった。一方、建設業、海運業、鉄鋼製品が下落率上位だった。

個別では、ソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、アイフル<8515>などが堅調。また、三井不<8801>や住友不<8830>などの不動産株、ケネディクス<4321>、楽天<4755>の上昇が目立った。株主還元強化を発表した富士フイルム<4901>は約4%高に、iPS細胞効率生産のウイルス素材発売と伝わったアイロムHD<2372>はストップ高となった。一方、富士重<7270>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>などが軟調。上期決算を発表したダイキン<6367>は2%超の下落に。また、熊谷組<1861>や奥村組<1833>など建設株の下落が目立った。

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