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日経平均は5日続伸、一時17900円台回復し連日の年初来高値更新

相場概況
日経平均は5日続伸。米国株高や為替市場での円安進行が好感され、日経平均は買い先行でスタート。一時前日比192.16円高の17912.59円まで上昇し、連日で年初来高値を更新した。買い一巡後は上げ渋る場面もあったが、円安進行に加え、衆院選序盤情勢を受けた総選挙への思惑、欧州中銀(ECB)による金融緩和への期待などから、後場は強含みに推移した。

大引けの日経平均は前日比166.78円高の17887.21円となった。東証1部の売買高は22億3888万株、売買代金は2兆3985億円だった。業種別では、ゴム製品、パルプ・紙、空運業が上昇率上位だった。一方、水産・農林業、不動産業、食料品が下落率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、ファナック<6954>、ソニー<6758>、富士重<7270>などが堅調。その他、エーザイ<4523>が5%高、日東電<6988>が4%高と上げが目立った。また、エコナックHD<3521>、ネクスト<2120>、サイバネット<4312>が東証1部上昇率上位に。一方、マーベラス<7844>が売買代金首位で5%超下落したほか、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、JT<2914>などが軟調。三菱地所<8802>、ケネディクス<4321>などの不動産関連や、NTTドコモ<9437>の下げも目立った。また、ゲンキー<2772>、ハイデ日高<7611>、日水<1332>が東証1部下落率上位となった。

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