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日経平均は反落、売り先行でスタートも下げ渋る展開に(訂正)

相場概況
日経平均は反落。前週末23日の米国市場でのNYダウ下落や、ギリシャ総選挙で緊縮財政反対派の急進左派連合が圧勝し、ユーロ・円などが円高方向に振れたことを受けて、日経平均は200円超の下落からスタートした。ただ、ギリシャ総選挙の結果は想定内でもあったことから円高進行は一服し、日経平均も下げ渋る展開に。その後、欧米株式市場の反応を見極めたいとのムードから17400円水準でもみ合う場面もあったが、後場後半になると先物主導でさらに下げ幅を縮小した。

大引けの日経平均は前週末比43.23円安の17468.52円となった。東証1部の売買高は18億4060万株、売買代金は1兆7967億円だった。業種別では、不動産業、鉱業、海運業が下落率上位だった。一方、ゴム製品、空運業、パルプ・紙が上昇率上位だった。

個別では、ソフトバンク<9984>、三井住友<8316>、ファナック<6954>、みずほ<8411>、ホンダ<7267>などが軟調。業績観測が報じられたマツダ<7261>が4%安となったほか、大引け後に記者会見を開催すると伝わった丸紅<8002>が後場急落。良品計画<7453>やスカイマーク<9204>も3%超の下落に。また、タカタ<7312>、東海カーボン<5301>、アニコム HD<8715>などが東証1部下落率上位となった。一方、トヨタ自<7203>が後場プラス転換したほか、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、ブリヂス<5108>、武田薬品<4502>、日立<6501>などが堅調。JSR<4185>は決算発表を受けて後場急伸し12%高に。また、第一汽<9132>、AGS<3648>、レーザーテック<6920>などが東証1部上昇率上位となった。

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