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日経平均は大幅反落、先物主導で下げ幅広げる展開

相場概況
日経平均は大幅反落。30日の欧米株式市場が上昇したことや、ドル・円が円安方向に振れたことが好感され、日経平均は181円高でスタート。寄り付き後には一時19607.25円(前日比195.85円高)まで上昇する場面もあった。ただ、その後は先物への売りなどで上げ渋り、前引け前にマイナスへ転じた。後場に入ると一時プラスに切り返す場面もあったが、先物主導で下げ幅を拡大する展開となり、この日の安値で取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比204.41円安の19206.99円となった。東証1部の売買高は23億6425万株、売買代金は2兆9382億円だった。業種別では、陸運業が3%を超える下げとなったほか、倉庫・運輸関連業、不動産業が下落率上位だった。一方、ガラス・土石製品、金属製品、ゴム製品が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、みずほ<8411>などが軟調。OLC<4661>やJR東海<9022>は5%を超える下落。三菱地所<8802>や住友不<8830>、JR東<9020>も下げが目立った。また、インプレスH<9479>、サクサ<6675>、しまむら<8227>などが東証1部下落率上位となった。一方、ソフトバンク<9984>、ディーエヌエー<2432>、富士フイルム<4901>、ブリヂス<5108>などが堅調。また、レナウン<3606>、市光工<7244>、日特建<1929>などが東証1部上昇率上位となった。

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