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日経平均は4日ぶり反落、利益確定売り優勢で下げ幅広げるも2万円台維持

相場概況
日経平均は4日ぶり反落。23日の米国株式市場は上昇したものの、為替相場がやや円高方向に振れたことなどを受けて、日経平均は45円安からスタートした。寄り付き後も利益確定売り優勢の展開となり、前場には下げ幅を3ケタに広げた。週末要因に伴うポジション調整的な動きも重しとなり、後場も引き続き弱含みの展開となったが、日銀によるETF買い入れ期待などから下げ渋る場面も見られ、2万円台を維持して本日の取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比167.61円安の20020.04円となった。東証1部の売買高は21億3939万株、売買代金は2兆3091億円だった。業種別では、空運業、その他金融業、不動産業が下落率上位だった。一方、鉱業、石油・石炭製品、繊維製品が上昇率上位だった。

個別では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、日本電産<6594>、ファーストリテ<9983>などが軟調。KDDI<9433>が3%近く下落したほか、セコム<9735>も4%安と下げが目立った。また、建設技研<9621>、インプレスH<9479>、住友理工<5191>などが東証1部下落率上位となった。一方、野村<8604>、三井住友<8316>、ソフトバンク<9984>、ホンダ<7267>、NTT<9432>などが堅調。業績予想を上方修正した住友化<4005>は6%を超える上昇。ソニー<6758>は3%超上げた。また、クボテック<7709>、ベスト電<8175>、ニイタカ<4465>などが東証1部上昇率上位となった。

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