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日経平均は小幅続伸、一時19800円台回復も外部環境への懸念で上げ幅縮める

相場概況
日経平均は小幅続伸。17日の米国市場では、経済指標の結果がまちまちだったほか、原油相場の下げが重しとなったが、小売企業の好決算などからNYダウは小幅高となった。シカゴ日経225先物清算値は19815円となり、本日の日経平均はこれにサヤ寄せする格好で141円高からスタートすると、約3ヶ月ぶりに19800円台を回復した。前場は一時19840.00円(前日比209.37円高)まで上昇した後、高値もみ合いとなった。後場に入ると、パリ行きの飛行機2機が緊急着陸したと一部で報道され、外部環境への懸念から上げ幅を縮めた。

大引けの日経平均は前日比18.55円高の19649.18円となった。東証1部の売買高は19億3734万株、売買代金は2兆2523億円だった。業種別では、その他金融業、不動産業、非鉄金属が上昇率上位だった。一方、保険業、電気・ガス業、鉱業が下落率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ソフトバンクグ<9984>、ファーストリテ<9983>などが堅調。住友不<8830>が一時4%高となるなど、日本銀行による追加金融緩和への期待から不動産・ノンバンク株が買われた。SUMCO<3436>や日立金<5486>は5%超の上昇に。また、ユニオンツール<6278>、イソライト<5358>、DNC<4246>などが東証1部上昇率上位となった。一方、三井住友<8316>、日本郵政<6178>、ファナック<6954>、ゆうちょ銀行<7182>、NTT<9432>などが軟調。取引時間中に決算発表した東京海上<8766>やMS&AD<8725>は2%超の下落に。また、東北電力<9506>が7%超下げ東証1部下落率トップとなったほか、東京エネシス<1945>、いちごHD<2337>などが下落率上位となった。

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