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日経平均は5日続伸、米株安受け利益確定売り先行も切り返す

相場概況
日経平均は5日続伸。23日の米国市場では、前週の大幅上昇により利益確定の売りが出やすく、NYダウは31ドル安となった。シカゴ日経225先物清算値は19865円となり、本日の日経平均もこうした流れを受けて利益確定売りが先行し、小幅安からスタートした。手掛かり材料に乏しく、前場は前日終値を挟んだもみ合いが続いた。後場に入ると再度プラスに切り返し、一時19954.00円(前週末比74.19円高)まで上昇した。規模別指数は大型のみ小幅なマイナスで、小型株優位の相場展開だった。

大引けの日経平均は前週末比45.08円高の19924.89円となった。東証1部の売買高は20億6209万株、売買代金は2兆2809億円だった。業種別では、金属製品、建設業、医薬品が上昇率上位だった。一方、保険業、空運業、電気・ガス業が下落率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、アルプス電<6770>、マツダ<7261>、ソニー<6758>、アステラス薬<4503>などが堅調。エーザイ<4523>は4%超、日東電<6988>やパイオニア<6773>は5%超の上昇に。また、シャープ<6753>が急伸し東証1部上昇率3位にランクインしたほか、ネクスト<2120>、ベリサーブ<3724>などが上昇率上位となった。一方、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ファナック<6954>などが軟調。また、上場2日目のベルシステム24ホー<6183>や、大阪チタ<5726>、邦チタニウム<5727>などが東証1部下落率上位となった。

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