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日経平均は3日ぶり大幅反落、原油安や上海株安を受け400円超の下落

相場概況
日経平均は3日ぶり大幅反落。25日の米国市場では、主要企業の決算発表や連邦公開市場委員会(FOMC)を前に手控えムードとなるなか、原油相場の下落に伴いNYダウは208ドル安となった。こうした流れから日経平均は277円安でスタートすると、時間外取引で原油価格が1バレル=30ドルを割り込んだことを受けて下げ幅を拡大した。売り一巡後はおおむね16700円台でのもみ合いとなったが、上海総合指数が後場一段安となったことから日経平均も大引けにかけて弱含み、一時16652.26(前日比458.65円安)まで下落した。

大引けの日経平均は前日比402.01円安の16708.90円となった。東証1部の売買高は21億5729万株、売買代金は2兆1124億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、海運業や鉱業が4%超下げたほか、パルプ・紙、機械が下落率上位だった。一方、医薬品や水産・農林業は比較的小幅な下げにとどまった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、みずほ<8411>など売買代金上位は全般軟調。ソニー<6758>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>は4%超、TDK<6762>や東芝<6502>は6%を超える下落に。また、高知銀行<8416>、モリ工業<5464>、日本アジア投資<8518>などが東証1部下落率上位となった。一方、業績観測の報じられた住友大阪<5232>が4%超の上昇。また、主力大型株が軟調ななかテーマ株に物色が向かった。GSIクレオス<8101>は大商いとなり、荒い値動きながらプラスを確保した。前日決算発表したさくら<3778>は大幅反発。スターティア<3393>やサイバネット<4312>は連日のストップ高となり、さくらとともに東証1部上昇率上位となった。

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