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日経平均は反落、米株高受け買い先行も円高が重し

相場概況
日経平均は反落。22日の米国市場では、資源価格の回復が好感されアジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受けて、NYダウが228ドル高となった。日経平均も119円高からスタートすると、朝方に一時16350.38円(同239.33円高)まで上昇した。ただ、その後は為替相場がやや円高に振れたことなどから、次第に上げ幅を縮小する展開となった。原油先物価格が時間外取引で下落したこともあり、後場に入るとマイナス圏で推移する場面が長かったが、16000円を割り込むことはなく本日の取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比59.00円安の16052.05円となった。東証1部の売買高は23億2218万株、売買代金は2兆2925億円だった。業種別では、水産・農林業が3%超下げたほか、不動産業、情報・通信業が下落率上位だった。一方、鉄鋼が3%近く上昇したほか、非鉄金属、保険業が上昇率上位だった。

個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ソニー<6758>、JT<2914>、ホンダ<7267>などが軟調。KDDI<9433>やNTT<9432>が3%超、NTTドコモ<9437>が4%超下落するなど通信大手の下げが目立った。7&iHD<3382>、三井不<8801>も3%超の下げに。また、ここまで3日連続でストップ高となっていたサイバネット<4312>が急反落し、イーレックス<9517>、ベクトル<6058>などとともに東証1部下落率上位となった。一方、ソフトバンクグ<9984>が買われ続伸したほか、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>などが堅調。三井物産<8031>や三菱商事<8058>は2%超の上昇。パナソニック<6752>が3%近く上昇したほか、新日鉄住金<5401>も4%高と上げが目立った。また、星光PMC<4963>、テクマトリックス<3762>、コムチュア<3844>などが東証1部上昇率上位となった。

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