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日経平均は3日ぶり大幅反発、政策期待もあり一時300円超の上昇

相場概況
日経平均は3日ぶり大幅反発。24日の米国市場ではNYダウが一時265ドル安となる場面も見られたが、原油相場の上昇を受けて53ドル高で取引を終えた。こうした流れで日経平均は67円高からスタートすると、寄り付き後も先物に買い戻しが入り16000円台を回復した。その後は15950円〜16100円レンジでのもみ合いが続いたが、後場に入ると先物に買いが入ったことで一段高となった。一時上げ幅を300円超に広げる場面もあった。「5兆円規模の補正予算を検討」との報道が伝わったことから、政策期待も株価を押し上げた。

大引けの日経平均は前日比224.55円高の16140.34円となった。東証1部の売買高は23億9860万株、売買代金は2兆3885億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、建設業、その他金融業、電気・ガス業、保険業、不動産業が上昇率上位だった。一方、輸送用機器は小幅な上昇にとどまった。

個別では、ソフトバンクグ<9984>が5%近い上昇となった。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株もそろって上昇。その他売買代金上位では、富士重<7270>、NTT<9432>、ホンダ<7267>が堅調だったほか、日本電産<6594>、オリックス<8591>、東京海上<8766>が4%前後の上昇に。パナソニック<6752>は6%超の上昇と上げが目立った。また、マネパG<8732>、ファーマライズ<2796>がストップ高で東証1部上昇率上位となった。一方、トヨタ自<7203>、KDDI<9433>、ソニー<6758>、ファナック<6954>、マツダ<7261>などが軟調。台湾・鴻海精密工業の支援受け入れを決定したシャープ<6753>は大幅な希薄化が嫌気されて急落し、トランザクショ<7818>、ダイヤモンドD<3073>などとともに東証1部下落率上位となった。

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