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日経平均は続伸、G20の結果控え引けにかけ上げ幅縮小

相場概況
日経平均は続伸。前日の欧米株高や原油相場の上昇、為替相場が一時1ドル=113円台前半まで円安に振れたことなど好感され、日経平均は171円高からスタートすると、朝方に一時16472.50円(前日比332.16円高)まで上昇した。買い一巡後は上げ渋り、後場に入ると16300円を挟んだもみ合いが続いた。26日から27日にかけて開かれる20ヶ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の結果を見極めたいとのムードも強く、引けにかけて先物売りが観測されて上げ幅を縮めた。

大引けの日経平均は前日比48.07円高の16188.41円となった。東証1部の売買高は21億6312万株、売買代金は2兆1117億円だった。業種別では、小売業、電気・ガス業、食料品が上昇率上位だった。一方、ゴム製品、ガラス・土石製品、卸売業が下落率上位だった。

個別では、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>などが堅調。NTT<9432>、パナソニック<6752>、第一生命<8750>が2%超、村田製<6981>が3%超の上昇に。マネパG<8732>は一時マイナスとなったが切り返して3日連続のストップ高。また、ふくおか<8354>との経営統合が伝わった十八銀<8396>も急伸して東証1部上昇率上位となった。一方、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、KDDI<9433>、富士重<7270>、三菱地所<8802>などが軟調。三菱商事<8058>は2%近い下げ。また、前日に台湾・鴻海精密工業の支援受け入れを決定したシャープが大幅続落し、広ガス<9535>、VOYAGE<3688>などとともに東証1部下落率上位となった。

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