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日経平均は今年初の3日続伸、200円超の上昇で16900円台回復

相場概況
日経平均は大幅に3日続伸。2日の米国市場でNYダウは34ドル高となったが、日経平均は前日の大幅上昇の反動に加え、為替相場が朝方やや円高方向に振れていたこともあり、50円安からスタートした。寄り付き後は原油相場の上昇や堅調な米雇用、前日の大幅上昇による需給改善などを背景にプラスへと切り返した。前場に16900円台を回復すると、その後は同水準を挟んだもみ合いが続いたが、為替相場が再び1ドル=114円台まで円安方向に戻したことなどから、大引けにかけて強含み本日の高値圏で取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比213.61円高の16960.16円となった。日経平均の3日続伸は16年に入り初めてとなる。東証1部の売買高は27億4428万株、売買代金は2兆5382億円だった。業種別では、海運業と銀行業が6%超、鉱業が5%超の上昇となった。一方、空運業、陸運業、水産・農林業が下落率上位だった。

個別では、世界的な銀行株高の流れを受けて、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が6〜8%高と大きく上昇。その他売買代金上位も、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、ソニー<6758>など全般堅調だった。前日に月次データを発表したファーストリテ<9983>は3%超の上昇で指数をけん引。主力3行と2000億円規模の追加融資で調整と伝わった東芝<6502>のほか、マネパG<8732>、JFE<5411>、TDK<6762>などの上昇が目立った。また、タカタ<7312>が後場急伸し、インプレスH<9479>、コア<2359>などとともに東証1部上昇率上位となった。一方、パナソニック<6752>やNTTドコモ<9437>が軟調。JAL<9201>は2%安、JR東海<9022>は3%安と下げが目立った。また、サックスバーH<9990>、三愛石<8097>、DNC<4246>などが東証1部下落率上位となった。

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