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日経平均は3日ぶり反落、配当権利落ちも底堅い展開

相場概況
日経平均は3日ぶり反落。28日の米国株式市場はまちまちだった。本日は3月期決算企業の権利落ち日となり、日経平均への影響額は127.43円程度とみられていた。このため、日経平均は149円安と17000円を割り込んでスタートした。しかし、配当の再投資に絡んだ買いが入ったことや、為替相場がやや円安方向に振れたことなどから、前場にはプラス圏に浮上する場面があった。後場の寄り付き後に再び17000円割れまで下落したが、その後は大引けにかけて緩やかに値を戻す展開となった。

大引けの日経平均は前日比30.84円安の17103.53円となった。東証1部の売買高は17億5085万株、売買代金は1兆8382億円だった。業種別では、鉱業、空運業、医薬品が下落率上位だった。一方、不動産業、小売業、その他金融業が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、小野薬<4528>、三井物産<8031>、KDDI<9433>などが軟調。配当権利落ちの影響で、みずほ<8411>、三井住友<8316>、武田薬<4502>が2%超、アステラス薬<4503>が3%超の下落と下げが目立った。業績観測が報じられたシャープ<6753>は一時6%超下げたが、その後持ち直した。また、前引け後に決算発表したライトオン<7445>が後場急落し、バイテックHD<9957>、丸三証<8613>などとともに東証1部下落率上位となった。一方、ソフトバンクグ<9984>が小幅高となったほか、PD<4587>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、7&iHD<3382>などが堅調。前日に通期決算を発表したニトリHD<9843>は6%超の上昇。IHI<7013>やパイオニア<6773>も上げが目立った。また、ノーリツ鋼機<7744>が連日のストップ高比例配分となり、日本エンター<4829>、ソースネクスト<4344>などとともに東証1部上昇率上位となった。

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