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日経平均は3日続伸、こう着相場続き売買代金は今年最低

相場概況
日経平均は3日続伸。26日の米国株式市場は高安まちまちだったが、原油相場が一時50ドル台を回復したことや消費増税先送り観測が強まったことなどを受けて、日経平均は58円高からスタートした。寄り付き後は一時16901.09円(前日比128.63円高)まで上昇する場面があったものの、買いが一巡すると伸び悩んだ。後場に入ると、今晩のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長講演や消費増税を巡る首相判断を見極めたいとのムードもあり、売買は一段と低調になりこう着感の強い展開だった。

大引けの日経平均は前日比62.38円高の16834.84円となった。東証1部の売買高は18億0568万株、売買代金は1兆6581億円だった。売買代金は7日連続で2兆円を割り込み今年最低だった。業種別では、鉱業、保険業、非鉄金属が上昇率上位だった。一方、下落したのは倉庫・運輸関連業、不動産業、医薬品など5業種のみだった。

個別では、主力ゲームの中国版で事前登録を開始したガンホー<3765>が商いを伴って一時ストップ高まで急伸。東芝<6502>は一部証券会社の投資評価引き上げが材料視され大幅続伸した。その他売買代金上位では、ソフトバンクグ<9984>、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、富士重<7270>などがしっかり。村田製<6981>、JR西<9021>、住友電<5802>は3%超の上昇。前日に今期業績予想を発表したアイシン精<7259>も買われた。また、ガンホーやトランザクショ<7818>、日本アジア投資<8518>などが東証1部上昇率上位となった。一方、トヨタ自<7203>、小野薬<4528>、ファーストリテ<9983>、NTTドコモ<9437>などがさえない。三菱自<7211>が2%超下落したほか、前日まで上昇の目立った新日科学<2395>は急反落した。また、前日ストップ高となっていたタカタ<7312>や、オオバ<9765>、イーレックス<9517>などが東証1部下落率上位となった。

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