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日経平均は3日ぶりに反落、日銀のETF買入れ期待が後退か

相場概況
日経平均は3日ぶりに反落。22日の米国市場はまちまちの展開だったほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の16545円、円相場は1ドル100円前半とやや円高に振れて推移するなか、売り先行で始まった。その後は狭いレンジでのこう着のなか、午後に入るとインデックスに絡んだ商いにより、日経平均はプラスに転じる場面もみられた。しかし、再び下げに転じると、日銀のETF買入れ期待が後退。16500円を割り込んで取引を終えている。

大引けの日経平均は前日比100.83円安の16497.36円だった。東証1部の売買高は15億8254万株、売買代金は1兆8181億円だった。業種別では、保険、鉄鋼、鉱業、石油石炭、機械が2%を超える下落。一方で電力ガス、食料品、空運、不動産、陸運、小売、建設など、内需ディフェンシブ系がしっかりだった。

個別では小松精練<3580>が東証1部の上昇率トップだった。国産杉で作った集成材を炭素繊維複合材で補強する技術を開発と報じられ、炭素繊維事業の収益拡大期待が高まった。MrMax<8203>は後場半ば辺りから急動意をみせており、1/4につけた年初来高値が射程に入ってきている。西松屋チェーン<7545>は8月既存店売上高が前年同月比3.6%増だったことが材料視された。売買代金上位では任天堂<7974>がETFを除くと全体でトップとなる。買いが先行したものの、引き続き25日線に上値を抑えられる展開が続いていた。

<TM>

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