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日経平均は4日続伸、円安進行が続き18100円台回復

相場概況
日経平均は4日続伸。18日の米国市場でNYダウは35ドル安となったが、米長期金利の上昇が続き、為替市場では一時1ドル=111円台まで円安・ドル高が進んだ。これを好感して日経平均は70円高と再び18000円台を回復してスタートしたものの、前場は円安一服とともに上値の重い展開となり、おおむね18050円を挟んだ狭いレンジで推移した。ただ、後場に入ると米国の10年債利回り上昇とともに為替相場が再び円安方向に振れ、日経平均は18129.03円(前週末比161.62円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前週末比138.61円高の18106.02円となった。東証1部の売買高は20億7074万株、売買代金は2兆2867億円だった。業種別では、鉱業、保険業、不動産業、海運業が上昇率上位だった。一方、下落したのは非鉄金属、鉄鋼の2業種のみだった。

個別では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、ソフトバンクG<9984>など売買代金上位は全般堅調。任天堂<7974>やKDDI<9433>、日立<6501>は3%超の上昇となった。伊藤忠<8001>による株式買い増しが報じられたユニファミマ<8028>や、前週末に決算発表したMS&AD<8725>は4%を超える上昇。また、さが美<8201>、タカタ<7312>、大阪チタ<5726>などが東証1部上昇率上位となった。一方、売買代金上位ではファーストリテ<9983>が逆行安。一部証券会社の投資評価引き下げが観測された小野薬<4528>は2%安、DOWA<5714>は3%安だった。また、トランザクショ<7818>、東海運<9380>、エンシュウ<6218>などが東証1部下落率上位となった。


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