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日経平均は反発、引けにかけて19000円台回復

相場概況
日経平均は反発。7日の米国市場では、堅調な主要企業決算や12月貿易収支で赤字幅が縮小したことが好感され、NYダウは37ドル高となった。為替相場も一時1ドル=112円台半ばまで円安方向に振れ、本日の日経平均はこうした流れを受けて40円高からスタートした。引き続き週末に予定される日米首脳会談を警戒する向きもあり、前場中ごろにかけてマイナスに転じる場面が見られた。しかし、円高一服で輸出関連株などに買い戻しが入り、後場に入ると再びプラス圏に浮上して引けにかけて19000円台を回復した。

大引けの日経平均は前日比96.82円高の19007.60円となった。東証1部の売買高は16億4171万株、売買代金は1兆9826億円と2兆円を割り込んだ。業種別では、ガラス・土石製品、卸売業、不動産業が上昇率上位だった。一方、石油・石炭製品、鉱業、水産・農林業が下落率上位だった。

個別では、本日決算発表を予定していたソフトバンクG<9984>や、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、JT<2914>などが小じっかり。前日に通期決算や自社株買いの実施を発表した旭硝子<5201>は商いを伴って9%高と急伸した。取引時間中に決算発表した銘柄では三井物産<8031>が2%超、三菱ケミHD<4188>が5%超の上昇。また、エスクリ<2196>がストップ高比例配分となり、ヨコオ<6800>やセーレン<3569>などとともに東証1部上昇率上位となった。一方、ソニー<6758>、NTT<9432>、ヤフー<4689>などがさえない。Vテク<7717>や富士通
<6702>は3%超の下落。富士通は富士電機<6504>との株式持ち合いを縮小すると伝わっている。取引時間中に決算発表したクラレ<3405>は7%安と急落。また、第3四半期が大幅減益となった横河電<6841>や、TDCソフト<4687>、HUG<3676>などが東証1部下落率上位となった。


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