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日経平均は3日ぶり反落、米株安・円高で主力大型株に売り

相場概況
日経平均は3日ぶり反落。前週末の米株安に加え、ドイツでの連立協議決裂を受けて円相場が一時1ドル=111円台まで上昇したこともあり、本日の日経平均は116円安からスタートした。朝方にはプラスへ切り返す場面もあったが、その後は主力大型株を中心に利益確定売り優勢で弱含みとなった。後場に入ると一時22215.07円(前週末比181.73円安)まで下落したものの、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑などが支えとなり、こう着感を強めた。一方で小型株が買われ、規模別指数でも小型株はプラスとなった。

大引けの日経平均は前週末比135.04円安の22261.76円となった。東証1部の売買高は14億5466万株、売買代金は2兆3496億円だった。業種別では、保険業、証券、石油・石炭製品が下落率上位だった。一方、小売業、水産・農林業、非鉄金属が上昇率上位だった。

個別では、ソフトバンクG<9984>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ファナック<6954>、村田製<6981>などがさえない。任天堂<7974>は小幅安。SUMCO<3436>や東エレク<8035>などの半導体関連株は米国市場の流れを受けて下げが目立った。また、前週末に今期業績予想の下方修正を発表したMS&AD<8725>が5%超の下落となり、ぴあ<4337>や関電化<4047>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、NTT<9432>などが小じっかり。トヨタ自などの自動車株は10月貿易統計速報での自動車輸出の伸びが好感されたようだ。安川電<6506>やニトリHD<9843>は3%高となった。また、一部報道を受けて量子コンピューター関連銘柄に物色が向かい、Fスターズ<3687>がストップ高水準で本日の取引を終えた。


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