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日経平均は4日ぶり反発、米株高を好感も引き続き円高重し

相場概況
日経平均は4日ぶり反発。前週末12日の米国市場では大手行などの決算が好感され、主要株価指数が連日で最高値を更新した。本日の日経平均もこうした流れを受けて174円高からスタートしたが、為替相場が一時1ドル=110円台半ばとおよそ4カ月ぶりの高値水準まで上昇したことが重しとなり、朝方の買いが一巡すると伸び悩む展開となった。本日は米国市場が休場となるため、海外投資家の参加も限られたもようで、23700円台前半を中心としたもみ合いが続いた。

大引けの日経平均は前週末比61.06円高の23714.88円となった。東証1部の売買高は14億2170万株、売買代金は2兆4901億円だった。業種別では、証券、銀行業、不動産業が上昇率上位だった。一方、石油・石炭製品、鉄鋼、空運業が下落率上位だった。

個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで3%超の上昇。傘下の携帯事業会社の上場方針が報じられた。安川電<6506>や日立<6501>は2%超の上昇となり、米国市場の流れを引き継いで三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株も堅調だった。その他では、任天堂<7974>、ファナック
<6954>、トヨタ自<7203>などがしっかり。前週末に決算発表したパソナ<2168>やIDOM<7599>は急伸し、Fブラザーズ<3454>と北の達人<2930>がストップ高水準で本日の取引を終えた。一方、ファーストリテ<9983>が小幅に反落したほか、ソニー<6758>やNTT<9432>もさえない。楽天<4755>や神戸鋼<5406>は2%超下落した。決算銘柄ではプレナス<9945>やオンワードHD<8016>などが大きく下げ、DDHD<3073>とヒトコム<3654>はストップ安水準まで売られた。


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