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日経平均は大幅に6日続落、一時プラス圏で推移も大引けにかけて一段安

相場概況
日経平均は大幅に6日続落。30日の米国市場では世界的な金利上昇への警戒感からポジションを手仕舞う動きが強まり、NYダウは362ドル安となった。この流れから売りが先行したが、前日の段階でNYダウ先物が大きく下げていたこともあり、織り込み済みとの見方から下げ渋る展開もみられた。後場に入るとトランプ大統領の一般教書演説のイベント通過やダウ先物が強い値動きをみせたこともあり、一時23375.38円まで切り返す局面もみられた。しかし、後場半ばから再び先物主導で下げに転じると、大引けにかけて一段安となった。

大引けの日経平均は前日比193.68円安の23098.29円となった。東証1部の売買高は18億
2073万株、売買代金は3兆6324億円だった。業種別では、その他金融、鉱業、鉄鋼、精密機器、建設、輸送用機器、銀行、保険、電力ガス、不動産の弱さが目立った。一方でその他製品、ガラス土石が辛うじてプラスをキープ。

個別では、任天堂<7974>が3日ぶりに反発。外資系証券で目標株価を69400円に引き上げたことが材料視されていた。村田製<6981>は、決算は市場予想を若干下回ったがほぼ想定線、足元で警戒感も強まりつつあっただけに、やや安心感が高まる状況となっている。その他、キヤノン<7751>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>がしっかり。半面、東京エレク<8035>が決算を受けて大幅に下落。メガバンク3行のほか、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、日本電産<6594>、キーエンス<
6861>がさえない。

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