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日経平均は4日ぶり大幅反発、「恐怖指数」低下で米株高に続く

相場概況
日経平均は4日ぶり大幅反発。14日の米国市場ではNYダウが4日続伸し、253ドル高となった。「恐怖指数」とされるVIX指数の低下などが安心感につながった。本日の日経平均も米株高の流れを引き継いで229円高からスタートすると、値がさハイテク株や金融株を中心に買いが入り、後場には一時21578.99円(前日比424.82円高)まで上昇した。取引時間中に円相場が1ドル=106.30円台まで上昇する場面もあったが、米NYダウ先物の時間外取引での上昇などが支援材料となり、日経平均は堅調な展開が続いた。

大引けの日経平均は前日比310.81円高の21464.98円となった。東証1部の売買高は15億7111万株、売買代金は2兆9682億円だった。業種別では、保険業、精密機器、サービス業が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、繊維製品など5業種が下落した。

個別では、任天堂<7974>や東エレク<8035>、SUMCO<3436>などの半導体関連株が大きく買われた。その他売買代金上位も三菱UFJ<8306>、ファーストリテ
<9983>、ソニー<6758>など全般堅調。ソフトバンクG<9984>やトヨタ自<7203>は小じっかりとなった。決算発表銘柄では第一生命HD<8750>が5%高、リクルートHD<6098>が6%高。自社株買い実施などが好感されたキリンHD<2503>は7%近い上昇となった。また、キトー<6409>、ブロドリーフ<3673>、DIT<3916>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、すかい<3197>やアシックス<7936>は業績の想定下振れを受けて急落。JT<2914>や資生堂<4911>、東海カ<5301>もさえない。また、シンシア<7782>がストップ安比例配分となり、サカタインクス<4633>やLITALICO<6187>なども東証1部下落率上位に顔を出した。


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