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日経平均は反発、円安や東エレク決算を好感

相場概況
日経平均は反発。25日の米国市場は高安まちまちだったが、為替市場で一時1ドル=109.40円台まで円安が進んだことが好感され、本日の日経平均は63円高からスタートした。市場予想を上回る業績見通しが好感された東エレク<8035>の株価が急伸したほか、他の半導体関連株にも買いが入り、日経平均は朝方に22381.66円(前日比166.34円高)まで上昇する場面があった。ただ、上値では利益確定の売りも出て、23000円台でもみ合う場面が多かった。主力企業の決算発表が続くため、これらを見極めたいとするムードもあった。

大引けの日経平均は前日比104.29円高の22319.61円となった。東証1部の売買高は15億2037万株、売買代金は2兆7856億円だった。業種別では、電気機器、食料品、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。一方、石油・石炭製品、鉄鋼、その他製品が下落率上位だった。

個別では、東エレクが8%を超える上昇で日経平均を約61円押し上げた。
SUMCO<3436>が3%超高となるなど他の半導体関連株も上げが目立った。前日売られた日本電産<6594>は4%高と急反発。その他売買代金上位では武田薬<4502>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>などがしっかり。また、決算が好感されたVコマース<2491>、マネックスG<8698>、OBC<4733>はストップ高水準まで買われ、航空電子<6807>などとともに東証1部上昇率上位に並んだ。一方、任天堂<7974>
が2%下落したほか、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ファナック<6954>などがさえない。エムスリー<2413>は決算を受けて6%超安。また、市場予想を下回る決算となったJSR<4185>、今期減益見通しの日車輌<7102>が第一工業<4461>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。


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