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日経平均は4日ぶり反落、買い続かず中国株安で弱含み

相場概況
日経平均は4日ぶり反落。23日の米国市場では主要企業の決算が好感され、NYダウが145ドル高と反発し、S&P500種株価指数やナスダック総合指数は過去最高値を更新した。本日の日経平均も米株高の流れを引き継いで97円高からスタートし、寄り付き直後に取引時間中の年初来高値(22362.92円)を付けたが、ゴールデンウィークの大型連休を前に上値を追う動きは乏しかった。前引けにかけて中国株の下落とともに先物の売りが出て、後場に入ると22125.48円(前日比134.26円安)まで下落する場面があった。

大引けの日経平均は前日比59.74円安の22200.00円となった。東証1部の売買高は12億1358万株、売買代金は2兆3229億円だった。業種別では、電気・ガス業、証券、輸送用機器が下落率上位だった。一方、サービス業、その他製品、医薬品が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の71%、対して値上がり銘柄は26%となった。

個別では、一部メディアで前期業績を大幅に下方修正すると報じられた日産自
<7201>が4%の下落。同じく業績観測報道が伝わったコーセー<4922>も4%近く下落した。その他ではソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、東エレク
<8035>などがさえない。また、「テロ対策遅れなら原発停止命令」との報道を受けて九州電力<9508>や関西電力<9503>が大きく売られ、決算が嫌気されたシマノ
<7309>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>などが堅調で、ソフトバンクG<9984>やキーエンス
<6861>は小高い。前日の決算発表で注目された日本電産<6594>は買い一巡後伸び悩んだが、終値でもプラスを確保した。その他決算発表銘柄ではオービック<4684>やキヤノンMJ<8060>が大きく買われ、ピーシーエー<9629>が東証1部上昇率トップとなった。


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