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日経平均は続落、キーエンスなど決算嫌気した売り、ソフバンGは支え

相場概況
日経平均は続落。26日の米国市場ではNYダウが51ドル高と反発し、ナスダック総合指数は過去最高値を更新した。ただ、週明けの東京市場では決算が嫌気されたキーエンス<6861>
などを中心に売りが先行し、日経平均は30円安からスタート。他の景気敏感株にも業績動向を警戒した売りが出て、日経平均は朝方に一時21518.70円(前週末比139.45円安)まで下落した。ただ、市場の想定ほど業績が悪化しなかった銘柄は売り一巡後に買い戻され、ソフトバンクG<9984>も支え役となって日経平均は下げ渋った。

大引けの日経平均は前週末比41.35円安の21616.80円となった。東証1部の売買高は9億6264万株、売買代金は1兆7443億円だった。業種別では、ゴム製品、電気機器、金属製品が下落率上位だった。一方、海運業、電気・ガス業、水産・農林業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の51%、対して値上がり銘柄は44%となった。

個別では、前述のキーエンスが4%を超える下落となったほか、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、村田製<6981>などが軟調。トヨタ自<7203>は小幅に下落した。日本電産<6594>は決算発表後の買いが一服して4%近い下落。また、業績下方修正の邦チタニウム<5727>や日テレHD<9404>、好決算でも材料出尽くし感が広がったVコマース<
2491>は急落し、エイトレッド<3969>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクGは売買代金トップで4%近い上昇。米司法省が同社傘下の米スプリントと同業TモバイルUSの合併を承認すると発表している。ソフトバンク<9434>も堅調で、任天堂<7974>やアドバンテス<6857>は小じっかり。決算発表銘柄では日東電<6988>などに買いが先行し、関西電力<9503>は大きく上昇した。また、ピーシーエー<9629>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。


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