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日経平均は4日ぶり反落、米中関係や米政局への警戒感先行

相場概況
日経平均は4日ぶり反落。24日の米国市場でNYダウは反落し、142ドル安となった。トランプ米大統領が国連総会で中国の貿易慣行などを批判したほか、米下院がトランプ氏の弾劾調査を開始すると伝わった。また、米経済指標の予想下振れもあって為替相場が一時1ドル=107円近辺まで円高に振れ、本日の日経平均は137円安からスタート。
前場には21906.00円(前日比192.84円安)まで下落する場面もあったが、中国が米産豚肉の追加購入を準備していると伝わり、後場に入ると下げ幅を縮めた。

大引けの日経平均は前日比78.69円安の22020.15円となった。東証1部の売買高は11億2789万株、売買代金は2兆1707億円だった。業種別では、その他製品、機械、証券が下落率上位だった。一方、電気・ガス業、空運業、医薬品が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の50%、対して値上がり銘柄は45%となった。

個別では、任天堂<7974>が売買代金トップで4%超の下落。ゲーム機「ニンテンドースイッチライト」の出足が期待以下との見方があった。またソフトバンクG<9984>が2%超下落し、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>もさえない。
ファナック<6954>などの設備投資関連株やSUMCO<3436>などの半導体関連株は軟調ぶりが目立った。決算発表の日本オラクル<4716>と業績観測が報じられたニトリHD<9843>は揃って4%安。また、キーパー技研<6036>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、スマートフォンゲーム「ドラゴンクエストウォーク」が好調のコロプラ<3668>は連日で年初来高値を更新。その他売買代金上位ではソニー<6758>、村田製<
6981>、武田薬<4502>などが堅調だった。レーティング引き上げ観測のルネサス<6723>
は大きく上昇。また、オルトプラス<3672>は開発中のゲームアプリへの期待から連日でストップ高を付けた。


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