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日経平均は大幅に3日続伸、連日で1000円超上昇、米経済対策の合意受け

相場概況
日経平均は大幅に3日続伸。24日の米国市場でNYダウは3日ぶりに大幅反発し、2112ドル高と過去最大の上げ幅を記録した。議会要人から経済対策を巡る与野党協議の進展を示唆する発言が相次ぎ、合意への期待が高まった。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで354円高からスタートすると、上げ幅を大きく広げる展開となった。朝方には19000円台を回復し、後場に入ると米議会が経済対策で合意と伝わって19564.38円(前日比1472.03円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比1454.28円高の19546.63円となった。上げ幅は前日(1204.57円)を上回り、過去5番目の大きさ。終値で19000円台を回復するのは9営業日ぶりとなる。東証1部の売買高は22億8028万株、売買代金は3兆7364億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、不動産業、鉄鋼、海運業が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の95%、対して値下がり銘柄は4%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>とトヨタ自<7203>が10%前後の上昇。日経平均への寄与が大きいファーストリテ<9983>は8%超上昇し、リクルートHD<6098>は14%を超える上昇となった。その他売買代金上位もソニー<6758>、東エレク<8035>、任天堂<7974>など全般堅調。東京五輪の中止が回避されたとして住友不<8830>や東急不HD<3289>、アシックス<7936>などストップ高を付ける銘柄も多かった。一方、日経平均採用銘柄ではユニチカ<3103>と中外薬<4519>が逆行安。内需・ディフェンシブ関連株の一角は戻り待ちの売りが出て上値が重かった。業績予想を下方修正したKNTCT<9726>は2%超の下落。また、日ガス<8174>などが東証1部下落率上位に顔を出した。


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