過熱感を意識しつつも先高期待は強まりそう
[14/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
日経225・本日の想定レンジ
[本日の想定レンジ]
29日のNY市場は上昇。1-3月期GDP改定値が1.0%減と予想を下振れしたことで売られる場面もあった。しかしながら、週間新規失業保険申請件数が予想より少なかったほか、主要企業の買収発表が相次いでいることが好感され、上昇する展開となった。ダウ平均は65.56ドル高の16698.74、ナスダックは22.87ポイント高の4247.95。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の14735円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、戻り高値水準での底堅い展開が続きそうである。ただし、短期的には過熱感が意識されるほか、順調なリバウンド継続によって利益確定の売りも出やすいところであろう。ボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジが続いているが、+2σは14750円辺りに位置しているため、この辺りで上値を抑えられる格好だろう。一方、下値は一目均衡表の雲上限が位置する14600円辺りが支持線として意識されることになる。週間形状では13週線をクリアしており、中心値(13週)と+1σとのレンジに。+1σは14850円辺りに位置しており、過熱感を意識しつつも先高期待は強まりそうである。14650-14800円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 14800円−下限 14650円
<TM>
29日のNY市場は上昇。1-3月期GDP改定値が1.0%減と予想を下振れしたことで売られる場面もあった。しかしながら、週間新規失業保険申請件数が予想より少なかったほか、主要企業の買収発表が相次いでいることが好感され、上昇する展開となった。ダウ平均は65.56ドル高の16698.74、ナスダックは22.87ポイント高の4247.95。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の14735円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、戻り高値水準での底堅い展開が続きそうである。ただし、短期的には過熱感が意識されるほか、順調なリバウンド継続によって利益確定の売りも出やすいところであろう。ボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジが続いているが、+2σは14750円辺りに位置しているため、この辺りで上値を抑えられる格好だろう。一方、下値は一目均衡表の雲上限が位置する14600円辺りが支持線として意識されることになる。週間形状では13週線をクリアしており、中心値(13週)と+1σとのレンジに。+1σは14850円辺りに位置しており、過熱感を意識しつつも先高期待は強まりそうである。14650-14800円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 14800円−下限 14650円
<TM>