より煮詰まり感が強まりそう
[17/11/30]
提供元:株式会社フィスコ
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日経225・本日の想定レンジ
[本日の想定レンジ]
29日のNY市場はまちまち。昨日に米上院の予算員会で税制改革案が可決されたことで税制改革実現への期待が強まり、買いが先行。7-9月期GDP改定値が市場予想を上振れ、米長期金利の上昇が好感された一方で、ハイテク株を中心に売りが広がったほか、明日のOPEC会合を控えて原油価格の下落も重しとなった。ダウ平均は103.97ドル高の23940.68、ナスダックは87.97ポイント安の6824.39。シカゴ日経225先物清算値は
大阪比35円高の22655円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小じっかりで始まろう。円相場が1ドル112円台で推移していることもあり、底堅い相場展開が見込まれる。ただし、ハイテク株を中心に売りが広がっており、これが重しになる可能性が高そうだ。昨日は買い先行後は狭いレンジでのこう着相場が続いたが、5日線を上回っての推移となり、引き続き煮詰まり感が台頭している。ボリンジャーバンドでは+1σと中心値(25日)とのレンジ内で推移しており、バンドが収れんする中で、+1σ突破を意識した動きに。一目均衡表では転換線、基準線が支持線として機能するなか、切り上がりをみせてきた基準線を支持線とした上放れが期待されてくる。こう着の中で、より煮詰まり感が強まりそうである。22550-22650円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 22650円−下限 22550円
<TM>
29日のNY市場はまちまち。昨日に米上院の予算員会で税制改革案が可決されたことで税制改革実現への期待が強まり、買いが先行。7-9月期GDP改定値が市場予想を上振れ、米長期金利の上昇が好感された一方で、ハイテク株を中心に売りが広がったほか、明日のOPEC会合を控えて原油価格の下落も重しとなった。ダウ平均は103.97ドル高の23940.68、ナスダックは87.97ポイント安の6824.39。シカゴ日経225先物清算値は
大阪比35円高の22655円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小じっかりで始まろう。円相場が1ドル112円台で推移していることもあり、底堅い相場展開が見込まれる。ただし、ハイテク株を中心に売りが広がっており、これが重しになる可能性が高そうだ。昨日は買い先行後は狭いレンジでのこう着相場が続いたが、5日線を上回っての推移となり、引き続き煮詰まり感が台頭している。ボリンジャーバンドでは+1σと中心値(25日)とのレンジ内で推移しており、バンドが収れんする中で、+1σ突破を意識した動きに。一目均衡表では転換線、基準線が支持線として機能するなか、切り上がりをみせてきた基準線を支持線とした上放れが期待されてくる。こう着の中で、より煮詰まり感が強まりそうである。22550-22650円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 22650円−下限 22550円
<TM>