決算ピークのなかで積極的な売買も手控えられる
[17/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;19946.32;-13.52TOPIX;1620.73;-0.49
[後場の投資戦略]
日経平均はこう着感の強い相場展開となり、日中値幅は90円程度にとどまっている。決算のほか、需給イベント等の要因から物色する動きもみられているが、主力処にとどまっている。先週の調整によって個人主体の需給状況はやや悪化傾向にあり、こう着の中でも中小型株にはシフトしづらい状況でもある。マザーズ指数は直近安値水準まで下げてきており、ここで踏ん張りをみせてくるかが注目されるところである。
そのため、中小型株も利食いに向かいやすく、これが調整を強める一因にもなっている。外部環境では米雇用統計を週末に控えているが、これよりも北朝鮮の地政学リスクによる米中の行方のほか、安倍政権の政権運営に対する不透明感等も手控え要因になっているようである。決算ピークのなかで積極的な売買も手控えられるなか、個別対応でしばらくは様子見といったムードが先行しよう。
(村瀬智一)
<AK>
日経平均;19946.32;-13.52TOPIX;1620.73;-0.49
[後場の投資戦略]
日経平均はこう着感の強い相場展開となり、日中値幅は90円程度にとどまっている。決算のほか、需給イベント等の要因から物色する動きもみられているが、主力処にとどまっている。先週の調整によって個人主体の需給状況はやや悪化傾向にあり、こう着の中でも中小型株にはシフトしづらい状況でもある。マザーズ指数は直近安値水準まで下げてきており、ここで踏ん張りをみせてくるかが注目されるところである。
そのため、中小型株も利食いに向かいやすく、これが調整を強める一因にもなっている。外部環境では米雇用統計を週末に控えているが、これよりも北朝鮮の地政学リスクによる米中の行方のほか、安倍政権の政権運営に対する不透明感等も手控え要因になっているようである。決算ピークのなかで積極的な売買も手控えられるなか、個別対応でしばらくは様子見といったムードが先行しよう。
(村瀬智一)
<AK>