調整トレンドではあるが、新年度入り後の先高観は高まる
[18/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;21372.35;+213.27TOPIX;1712.69;+8.69
[後場の投資戦略]
日経平均はギャップ・アップで始まった後はこう着感が強まっており、日中値幅は90円程度にとどまっている。チャート上では200日線を突破し、25日線とのレンジに挟まれた格好となっている。パラボリックはSAR値にタッチしたことから、陽転シグナルを発生させたほか、MACDはシグナルとの交差によって、こちらも陽転シグナルを発生させた。祝日の影響から海外勢のフローは限られるものの、底堅さが意識されるなか、テクニカルシグナルも好転してきており、調整トレンドではあるが、新年度入り後の先高観は高まりそうである。
新年度による資金流入のほか、売り越し基調が続いている海外勢においても、例年4月は買い越す傾向にある。韓国と北朝鮮の両国は、南北首脳会談を4月27日に開催することで合意したことから、朝鮮半島の非核化などについて協議するとみられ、地政学リスクの後退がリスク選好に向かわせることも期待される。国内政治リスクについてはいったん目をつぶり、押し目買いスタンスを強めておきたいところである。
(村瀬智一)
<AK>
日経平均;21372.35;+213.27TOPIX;1712.69;+8.69
[後場の投資戦略]
日経平均はギャップ・アップで始まった後はこう着感が強まっており、日中値幅は90円程度にとどまっている。チャート上では200日線を突破し、25日線とのレンジに挟まれた格好となっている。パラボリックはSAR値にタッチしたことから、陽転シグナルを発生させたほか、MACDはシグナルとの交差によって、こちらも陽転シグナルを発生させた。祝日の影響から海外勢のフローは限られるものの、底堅さが意識されるなか、テクニカルシグナルも好転してきており、調整トレンドではあるが、新年度入り後の先高観は高まりそうである。
新年度による資金流入のほか、売り越し基調が続いている海外勢においても、例年4月は買い越す傾向にある。韓国と北朝鮮の両国は、南北首脳会談を4月27日に開催することで合意したことから、朝鮮半島の非核化などについて協議するとみられ、地政学リスクの後退がリスク選好に向かわせることも期待される。国内政治リスクについてはいったん目をつぶり、押し目買いスタンスを強めておきたいところである。
(村瀬智一)
<AK>