好決算が相次ぎ下げ過ぎ訂正
[18/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;21790.00;+332.71TOPIX;1632.99;+21.53
[後場の投資戦略]
日経平均は前日とあわせ600円を超える上昇となっており、強いリバウンドを見せている。外部環境の不透明感を背景に10月2日高値24448.07円(取引時間中)から26日安値20971.93円(同)まで急ピッチの調整を強いられたが、予想PERが12倍程度、騰落レシオが70%
程度まで低下し、下げ過ぎを意識する向きもあった。前日の東証空売り比率は49.9%と高水準で推移しており、買い戻しが進む余地はなお大きいだろう。需給要因とは別に、先日の信越化<4063>に続いてソニー<6758>やホンダ<7267>など市場予想を上回る決算が相次いでいることも明るい材料となる。アドバンテス<6857>のサプライズ決算を受けて、半導体関連株は買い戻しの動きが続いている。
このまま本格的なリバウンドに転じることに期待したいところだが、米国では1日にアップル決算発表、2日に10月雇用統計発表、6日に中間選挙と週後半から重要イベントが相次ぐ。引き続き相場全体の地合い急変には注意しておきたい。
(小林大純)
<AK>
日経平均;21790.00;+332.71TOPIX;1632.99;+21.53
[後場の投資戦略]
日経平均は前日とあわせ600円を超える上昇となっており、強いリバウンドを見せている。外部環境の不透明感を背景に10月2日高値24448.07円(取引時間中)から26日安値20971.93円(同)まで急ピッチの調整を強いられたが、予想PERが12倍程度、騰落レシオが70%
程度まで低下し、下げ過ぎを意識する向きもあった。前日の東証空売り比率は49.9%と高水準で推移しており、買い戻しが進む余地はなお大きいだろう。需給要因とは別に、先日の信越化<4063>に続いてソニー<6758>やホンダ<7267>など市場予想を上回る決算が相次いでいることも明るい材料となる。アドバンテス<6857>のサプライズ決算を受けて、半導体関連株は買い戻しの動きが続いている。
このまま本格的なリバウンドに転じることに期待したいところだが、米国では1日にアップル決算発表、2日に10月雇用統計発表、6日に中間選挙と週後半から重要イベントが相次ぐ。引き続き相場全体の地合い急変には注意しておきたい。
(小林大純)
<AK>