中間配当の再投資も需給の下支え(訂正)
[18/11/26]
提供元:株式会社フィスコ
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後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;21815.55;+169.00TOPIX;1633.50;+4.54
[後場の投資戦略]
先週末の米株安の流れを受けて売り先行とみていたが、予想外の強い値動きをみせている。2025年の万博誘致を受けて、関連銘柄が軒並み物色されていることも、日経平均の押し上げ役となっているようである。また、足元で期待感が後退していたブラックフライデーでの好調が伝えられており、米年末商戦への期待感なども押し目買いに向かわせたようである。その他、需給面では企業の中間配当の支払いが本格化してくることから、再投資による買い需要が見込まれていることも、底堅さにつながっていると考えられる。
日経平均は5日線を突破し25日線を捉えてきている。この抵抗線突破は祝日明けの米国市場の動向次第といったところであり、後場はこう着感が強まりやすいところ。とはいえ、年末高が意識されてくるほか、東京五輪後の万博開催で経済浮上も意識されやすく、抵抗線突破ともなれは、ショートカバーを誘い込みやすいだろう。米中首脳会談を控えて積極的には手掛けづらいが、いったんポジションを圧縮する動きから、売り方の買い戻しも意識されやすいところである。
<AK>
日経平均;21815.55;+169.00TOPIX;1633.50;+4.54
[後場の投資戦略]
先週末の米株安の流れを受けて売り先行とみていたが、予想外の強い値動きをみせている。2025年の万博誘致を受けて、関連銘柄が軒並み物色されていることも、日経平均の押し上げ役となっているようである。また、足元で期待感が後退していたブラックフライデーでの好調が伝えられており、米年末商戦への期待感なども押し目買いに向かわせたようである。その他、需給面では企業の中間配当の支払いが本格化してくることから、再投資による買い需要が見込まれていることも、底堅さにつながっていると考えられる。
日経平均は5日線を突破し25日線を捉えてきている。この抵抗線突破は祝日明けの米国市場の動向次第といったところであり、後場はこう着感が強まりやすいところ。とはいえ、年末高が意識されてくるほか、東京五輪後の万博開催で経済浮上も意識されやすく、抵抗線突破ともなれは、ショートカバーを誘い込みやすいだろう。米中首脳会談を控えて積極的には手掛けづらいが、いったんポジションを圧縮する動きから、売り方の買い戻しも意識されやすいところである。
<AK>