米中合意期待で目先リバウンドも
[18/11/28]
提供元:株式会社フィスコ
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後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;22148.26;+195.86TOPIX;1648.35;+4.19
[後場の投資戦略]
今週末に控える米中首脳会談で通商問題を巡り何らかの合意が得られるとの期待が高まり、日経平均は連日で3ケタの上昇となっている。日足チャートを見ると、前日に25日移動平均線を上抜け、本日は節目の22000円を上回ってスタートしたため、短期的なリバウンド継続に期待した買いが入っているものとみられる。市場では海外投資家による株価指数先物への買いが観測されており、指数寄与度の大きいファーストリテの上げも目立つ。日経平均は75日移動平均線の位置する22500円レベルまで戻りを試す場面も出てくる可能性がある。
ただ、米国でアップルやフェイスブックといった主要ハイテク株の下落が続いていることなどは注意深く見ておきたい。また、今晩はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、今後の利上げペースを探るうえで発言内容が注目されるだろう。市場では早期の利上げ打ち止めに期待する向きが増えているが、継続路線が強調されればハイテク株を中心に株価の下押し要因となる可能性がある。
(小林大純)
<AK>
日経平均;22148.26;+195.86TOPIX;1648.35;+4.19
[後場の投資戦略]
今週末に控える米中首脳会談で通商問題を巡り何らかの合意が得られるとの期待が高まり、日経平均は連日で3ケタの上昇となっている。日足チャートを見ると、前日に25日移動平均線を上抜け、本日は節目の22000円を上回ってスタートしたため、短期的なリバウンド継続に期待した買いが入っているものとみられる。市場では海外投資家による株価指数先物への買いが観測されており、指数寄与度の大きいファーストリテの上げも目立つ。日経平均は75日移動平均線の位置する22500円レベルまで戻りを試す場面も出てくる可能性がある。
ただ、米国でアップルやフェイスブックといった主要ハイテク株の下落が続いていることなどは注意深く見ておきたい。また、今晩はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、今後の利上げペースを探るうえで発言内容が注目されるだろう。市場では早期の利上げ打ち止めに期待する向きが増えているが、継続路線が強調されればハイテク株を中心に株価の下押し要因となる可能性がある。
(小林大純)
<AK>