ハイテク決算前に上値重い、短期資金動向を注視
[19/01/31]
提供元:株式会社フィスコ
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後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;20740.64;+184.10TOPIX;1565.18;+14.42
[後場の投資戦略]
本日の日経平均は12月3日の直近戻り高値(22698.79円)から12月26日につけた昨年来安値(18948.58円)の半値戻しレベル(20820円)を朝方に達成した後、1月21日につけた年始からの高値(20892.68円)水準を前に利益確定の動きが出やすくなっている。好業績銘柄に対する物色は活発であるものの、本日はハイテク関連企業などをはじめとした約400社が決算発表を控えていることからも、相場全体の地合いとしてはこれを前に主力大型株に対する積極的な買いは入れにくい状況だ。
他方、新興市場では、前日から急落するサンバイオによる余波を買いのタイミングと捉える向きも観測されており、前日に大きく売り込まれたマザーズ銘柄には個人投資家による自律反発狙いの売買が優勢となっているほか、東証1部の中小型株に対する資金流入もみられている。資金の逃げ足は速くなりやすい需給状況ではあるが、後場にかけてもこれら短期資金の動向には注目しておきたいところである。
(雲宮 祥士)
<AK>
日経平均;20740.64;+184.10TOPIX;1565.18;+14.42
[後場の投資戦略]
本日の日経平均は12月3日の直近戻り高値(22698.79円)から12月26日につけた昨年来安値(18948.58円)の半値戻しレベル(20820円)を朝方に達成した後、1月21日につけた年始からの高値(20892.68円)水準を前に利益確定の動きが出やすくなっている。好業績銘柄に対する物色は活発であるものの、本日はハイテク関連企業などをはじめとした約400社が決算発表を控えていることからも、相場全体の地合いとしてはこれを前に主力大型株に対する積極的な買いは入れにくい状況だ。
他方、新興市場では、前日から急落するサンバイオによる余波を買いのタイミングと捉える向きも観測されており、前日に大きく売り込まれたマザーズ銘柄には個人投資家による自律反発狙いの売買が優勢となっているほか、東証1部の中小型株に対する資金流入もみられている。資金の逃げ足は速くなりやすい需給状況ではあるが、後場にかけてもこれら短期資金の動向には注目しておきたいところである。
(雲宮 祥士)
<AK>