買い戻し先行もイベント控え模様眺め
[19/02/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;21553.22;+103.83TOPIX;1620.38;+3.18
[後場の投資戦略]
前日の米国株の下落は織り込み済みだったとみられ、本日の東京市場では断続的な売り方の買い戻しが入ったようだ。しかし、上値追いの動きは限定的で、前場の日経平均は上下の値幅が70円強にとどまった。東証1部売買代金は1兆円を下回っている。今夕からの米朝首脳会談に加え、英議会による欧州連合(EU)離脱方針の採決が控えるほか、翌28日には中国の2月製造業購買担当者景気指数(PMI)や米国の昨年10-12月期国内総生産(GDP)
といった経済指標の発表が予定される。これらの内容を見極めたいとの思惑から、後場は模様眺めムードが強まりそうだ。
主力株の買いが手控えられ、個人投資家の物色は引き続き中小型株へ向かっている。マザーズ指数は8日続伸しており、アンジェス<4563>は利益確定売りが先行したものの、押し目買いが入り下げ渋っている。バイオ株ではSOSEI<4565>などの上げが目立ち、個人投資家の物色意欲は依然旺盛のようだ。
(小林大純)
<AK>
日経平均;21553.22;+103.83TOPIX;1620.38;+3.18
[後場の投資戦略]
前日の米国株の下落は織り込み済みだったとみられ、本日の東京市場では断続的な売り方の買い戻しが入ったようだ。しかし、上値追いの動きは限定的で、前場の日経平均は上下の値幅が70円強にとどまった。東証1部売買代金は1兆円を下回っている。今夕からの米朝首脳会談に加え、英議会による欧州連合(EU)離脱方針の採決が控えるほか、翌28日には中国の2月製造業購買担当者景気指数(PMI)や米国の昨年10-12月期国内総生産(GDP)
といった経済指標の発表が予定される。これらの内容を見極めたいとの思惑から、後場は模様眺めムードが強まりそうだ。
主力株の買いが手控えられ、個人投資家の物色は引き続き中小型株へ向かっている。マザーズ指数は8日続伸しており、アンジェス<4563>は利益確定売りが先行したものの、押し目買いが入り下げ渋っている。バイオ株ではSOSEI<4565>などの上げが目立ち、個人投資家の物色意欲は依然旺盛のようだ。
(小林大純)
<AK>