決算を手掛かりとした日替わり物色にとどまる
[19/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;21538.20;-119.95TOPIX;1564.50;-7.02
[後場の投資戦略]
先週末の米国市場の上昇を背景に、東エレクの影響があったとしても、底堅い相場展開を見込んでいたが、じり安基調から日経平均は21500円処での攻防をみせている。東エレクは一時17735円まで下げ幅を広げた後は、18125円まで下げ渋る動きをみせており、先週までの強い値動きからみれば想定内の動きであろう。しかし、先週のアドバンテスト<6857>
の様なけん引役が不在であり、薄商いの中をインデックス売買にも振らされやすい需給状況である。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)に市場の関心が集まりやすく、結果を見極めたいとする模様眺めムードも強い。市場では0.25%の利下げがコンセンサスとなっているほか、トランプ米大統領と経済顧問らは、ドル押し下げに向けた外国為替市場への介入案について協議したが、最終的には見送る決定を下したと米紙WSJが報じている。FOMC通過後の為替の反応も限られるとみられるが、為替相場が朝方からやや円高に振れて推移していることで、より手控えムードにつながっている。さらに、今週から決算ラッシュとなることもあり、キーエンスの反応をみてしまうと、こちらも手控え要因になるだろう。決算を手掛かりとした日替わり物色が続きそうである。
<AK>
日経平均;21538.20;-119.95TOPIX;1564.50;-7.02
[後場の投資戦略]
先週末の米国市場の上昇を背景に、東エレクの影響があったとしても、底堅い相場展開を見込んでいたが、じり安基調から日経平均は21500円処での攻防をみせている。東エレクは一時17735円まで下げ幅を広げた後は、18125円まで下げ渋る動きをみせており、先週までの強い値動きからみれば想定内の動きであろう。しかし、先週のアドバンテスト<6857>
の様なけん引役が不在であり、薄商いの中をインデックス売買にも振らされやすい需給状況である。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)に市場の関心が集まりやすく、結果を見極めたいとする模様眺めムードも強い。市場では0.25%の利下げがコンセンサスとなっているほか、トランプ米大統領と経済顧問らは、ドル押し下げに向けた外国為替市場への介入案について協議したが、最終的には見送る決定を下したと米紙WSJが報じている。FOMC通過後の為替の反応も限られるとみられるが、為替相場が朝方からやや円高に振れて推移していることで、より手控えムードにつながっている。さらに、今週から決算ラッシュとなることもあり、キーエンスの反応をみてしまうと、こちらも手控え要因になるだろう。決算を手掛かりとした日替わり物色が続きそうである。
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