景気敏感株買われるが徐々に模様眺めムードへ
[19/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
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後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;21763.38;+146.58TOPIX;1576.35;+7.78
[後場の投資戦略]
業績下方修正のファナック<6954>が急反発し、既に決算を通過したアドバンテス<6857>
や東エレク<8035>が再び年初来高値を付けるなど、個別に見ると明るさにつながる動きも見られる。しかし、ここ数日の物色動向を見ると、これら景気敏感株は連日発表される企業決算に一喜一憂している感がある。明日にかけて決算発表の第1のピークを迎えるため、徐々にこれらの内容を見極めたいとの思惑も出てくるだろう。本日はソニー<6758>、任天堂<7974>などが決算発表を予定している。
なお、日銀の金融政策決定会合では金融政策の現状維持が決まった。特段のサプライズはないが、主要国・地域が緩和姿勢に傾いているだけに、円高要因となる可能性はある。
本日からは米FOMCが始まり、今後の利下げペースを探ることになるだろう。米中の通商問題を巡ってはなお意見の隔たりが大きいもようで、閣僚級協議の行方が注目される。こうしたイベントも模様眺めムードにつながりそうで、後場の日経平均はプラス圏でのもみ合いになるとみておきたい。
(小林大純)
<AK>
日経平均;21763.38;+146.58TOPIX;1576.35;+7.78
[後場の投資戦略]
業績下方修正のファナック<6954>が急反発し、既に決算を通過したアドバンテス<6857>
や東エレク<8035>が再び年初来高値を付けるなど、個別に見ると明るさにつながる動きも見られる。しかし、ここ数日の物色動向を見ると、これら景気敏感株は連日発表される企業決算に一喜一憂している感がある。明日にかけて決算発表の第1のピークを迎えるため、徐々にこれらの内容を見極めたいとの思惑も出てくるだろう。本日はソニー<6758>、任天堂<7974>などが決算発表を予定している。
なお、日銀の金融政策決定会合では金融政策の現状維持が決まった。特段のサプライズはないが、主要国・地域が緩和姿勢に傾いているだけに、円高要因となる可能性はある。
本日からは米FOMCが始まり、今後の利下げペースを探ることになるだろう。米中の通商問題を巡ってはなお意見の隔たりが大きいもようで、閣僚級協議の行方が注目される。こうしたイベントも模様眺めムードにつながりそうで、後場の日経平均はプラス圏でのもみ合いになるとみておきたい。
(小林大純)
<AK>