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後場の日経平均は68円高でスタート、KDDIや信越化学が牽引

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22946.93;+68.58TOPIX;1799.39;+6.57


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前引け値水準を若干上回る22946.93円で始まった。ランチタイムの225先物は現物前引け値水準を挟む22870円処から22930円処の狭いレンジでやや強含みとなる展開だった。昼のバスケットは20億円の買い越し。為替市場では対円でドルが米国時間12日午前の110円10銭台半ばをボトムにじり高基調を維持しており、日本時間13日正午過ぎには110円60銭台半ばまでドル高円安に振れている。追加利上げが予想されている本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、今週相次いで発表される5月小売売上高など主要な米経済指標で米国経済の基調の強まりが確認され、来年も利上げが継続される可能性を市場は意識し始めている公算がありそうだ。良好な米経済指標とドル高円安基調への期待から輸出関連株を物色する動きが台頭しつつあり、本日の日本株市場で相場の地合いは堅調さを維持している。

 後場の寄付状況をみると、セクターでは海運、不動産、その他金融が堅調な一方、その他製品、鉱業、石油が軟調な動きにある。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、信越化学<4063>が牽引役な一方、ファーストリテ<9983>、日東電工<6988>、アドバンテスト<6857>が重石となっている。上記銘柄を除いた売買代金上位の銘柄ではトヨタ自<7203>、日本電産<6594>が堅調。


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