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後場の日経平均は518円安でスタート、ソフトバンクGや川崎汽船が下落

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27034.47;-518.59TOPIX;1901.78;-26.22


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比518.59円安の27034.47円と、前引け(27033.33円)終値とほぼ同水準からスタート。ランチタイム中の225先物は26980円〜27070円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=128.40-50円と朝方からと10銭ほど円安・ドル高水準での動き。アジア市況では中国上海総合指数が前日終値を挟んだもみ合いの一方、香港ハンセン指数は軟調に推移。前日の国際通貨基金(IMF)主催のパネル討論会で、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は利上げペースの前倒しを支持するような発言をした。これにより、年央から引き締めペースが和らぐ、ないしは再緩和に転じるとの市場のハト派期待の見方は修正を迫られている。短期目線の投資家が主体の相場環境ということもあり、分かりやすい悪材料が出たなか、売りが優勢の展開が続いている。
一方、日経平均は後場に入ってからも、節目の27000円を意識する動きが続いており、一段の下値模索の展開にはなっていない。

 セクターでは非鉄金属、鉱業、海運などを筆頭にほぼ全面安。一方、保険、空運が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、川崎汽船<9107>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、住友鉱<5713>などが大幅に下落。一方、日本電産<6594>、東芝<6502>、ディスコ<6146>、塩野義<4507>などが上昇している。


<AK>

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