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後場の日経平均は163円高でスタート、任天堂やトヨタ自などが堅調

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26595.27;+163.72TOPIX;1878.36;+14.08


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比163.72円高の26595.27円と、前引け(26651.60円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は26350円〜26410円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=144.40〜50円と午前9時頃と同水準。アジア市況では上海総合指数が堅調に推移している一方、香港ハンセン指数は1%を超える下落率となっている。東京市場は前日の急落後の反動でやや買い優勢の展開。ただ、米10年債利回りが一時3.9%を超えるなど世界的な金利急伸や金利上昇による企業業績悪化への懸念からリスク回避の機運は大きく後退していない。外部環境の不透明感が続く中、引き続き全体は上値の重い展開、後場の日経平均は前場から騰勢を弱める動きとなっている。

 セクターではその他製品、食料品、水産・農林を筆頭に全般買い優勢の展開。一方、海運、不動産、建設が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ダブル・スコープ<6619>、日本電産<6594>、JAL<9201>、HOYA<7741>、信越化<4063>などが堅調推移。一方、レーザーテック<6920>、東エレク<
8035>、ソフトバンクG<9984>、郵船<9101>、商船三井<9104>、メルカリ<4385>、川崎汽船<9107>が軟調。



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