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後場の日経平均は96円高でスタート、F&LCや資生堂などが上昇

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32266.71;+96.72TOPIX;2303.32;+3.51


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比96.72円高の32266.71円と、前引け(32225.72円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32210円-32260円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=146.30-40円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が朝方、一時下げる場面があったがその後底堅く推移し1.0%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後も堅調で1.8%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ダウ平均先物が底堅く推移し、また、香港ハンセン指数、上海総合指数が堅調で、東京市場の株価支援要因となっているもよう。一方、日経平均は32200円台に位置する75日移動平均線や25日移動平均線が上値抵抗線として意識されているようだ。

 セクターでは、電気・ガス業、不動産業、サービス業が上昇率上位となっている一方、銀行業、卸売業、電気機器が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、東電力HD<9501>、F&LC<3563>、楽天グループ<4755>、資生堂<4911>、ダイキン<6367>、メルカリ<4385>、三菱重<7011>、三菱地所<8802>、リクルートHD<6098>、ゼンショーHD<7550>が高い。一方、ルネサス<6723>、キーエンス<6861>、伊藤忠<8001>、日立<6501>、三菱商<8058>、川崎船<9107>、みずほ<8411>、丸紅<8002>、NTT<9432>、イオン<8267>が下落している。


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