ミクシィ物色の持続性を見極め
[14/08/12]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
12日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場ではウクライナ情勢の緊張緩和を背景に堅調な展開となった。ただし、NYダウは小幅な上昇にとどまっているほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の15145円と、大阪終値水準での推移だった。11日の日経平均は350円を超える上昇をみせており、先週の下げに対する自律反発は一巡した感はある。
また、足元で地政学リスクに対する報道に振らされており、報道をキッカケにしたヘッジファンド等の仕掛け的な商いとの見方もされている。お盆休みで参加者が限られるなかで指値状況も薄いため、先物主導で振らされやすい状況にもある。決算を手掛かりした物色のほか、やや内需系にシフトしやすいとみられる。
また、市場の関心はミクシィ<2121>に集まりそうである。先週末に発表した好決算と上期業績の上方修正を受けて、11日はストップ高比例配分となった。この流れは他のゲーム関連などへも波及していたこともあり、一段と強い値動きをみせてくるようであれば、引き続き波及効果が意識されよう。
もっとも、資金の逃げ足は速いと考えられる。いったん動きが鈍るようだと再び需給悪化が警戒されてくる可能性があるため、売り仕掛け的な動きには注意しておく必要がありそうだ。そのほか、政府は中古住宅を購入しやすくするため、低利融資と税制の優遇措置を拡大する方針が伝えられている。中古住宅のリノベーションやリフォームを手掛ける企業への物色なども意識されよう。
なお、日経平均は先週末に一目均衡表の雲下限レベルまで急落し、昨日は一気に雲上限を捉えてきている。本日以降はこの雲上限を突破してくるかを見極めたいところであろう。
<TN>
また、足元で地政学リスクに対する報道に振らされており、報道をキッカケにしたヘッジファンド等の仕掛け的な商いとの見方もされている。お盆休みで参加者が限られるなかで指値状況も薄いため、先物主導で振らされやすい状況にもある。決算を手掛かりした物色のほか、やや内需系にシフトしやすいとみられる。
また、市場の関心はミクシィ<2121>に集まりそうである。先週末に発表した好決算と上期業績の上方修正を受けて、11日はストップ高比例配分となった。この流れは他のゲーム関連などへも波及していたこともあり、一段と強い値動きをみせてくるようであれば、引き続き波及効果が意識されよう。
もっとも、資金の逃げ足は速いと考えられる。いったん動きが鈍るようだと再び需給悪化が警戒されてくる可能性があるため、売り仕掛け的な動きには注意しておく必要がありそうだ。そのほか、政府は中古住宅を購入しやすくするため、低利融資と税制の優遇措置を拡大する方針が伝えられている。中古住宅のリノベーションやリフォームを手掛ける企業への物色なども意識されよう。
なお、日経平均は先週末に一目均衡表の雲下限レベルまで急落し、昨日は一気に雲上限を捉えてきている。本日以降はこの雲上限を突破してくるかを見極めたいところであろう。
<TN>